診療内容
当院で対応可能な病気
こちらに記載した病気以外にも、診断・治療しています。
気になる症状、心の疲れなどを感じたら、お気軽にご相談ください。
睡眠障害(不眠・睡眠異常)
日本では、5人に1人が不眠に悩んでおり、約15%が日中の眠気を自覚していると言われています。
「眠れない」と来院される方が最も多いですが、睡眠障害は不眠だけではありません。他にも睡眠障害のサインや症状があります。
眠りに関して気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
不眠
- 寝付きが悪い。
- 途中で起きて、その後眠れない。
- 朝早く起きてしまう。
- 熟睡できない。
睡眠・覚醒リズムの問題
- 睡眠は取れるものの、適切な時間に眠れず、希望する時間に起きられない。
- 寝付く時間、起きる時間が毎日1~2時間ずつ遅れていく
うつ病
うつ病は誰もがかかる可能性がある、「心の風邪」です。日本人の5人に1人が、生涯にかかると言われています。
誰しも日常生活で気分が落ち込むことはありますが、うつ病になると、なかなかその気分の落ち込みから抜け出せなくなります。
うつ病を長引かせず、適切に治療効果を上げるためには、早く気づき、早く治療することが大切です。
次のような症状が2週間以上続いているなら、心の不調のサインです。
自分に当てはまる症状はありませんか?
- 睡眠障害(寝つきが悪い、途中で目が覚める、朝早く目が覚める、眠りすぎる)
- 物事に対する関心や意欲がなく、何もする気が起きない
- わけもなく憂うつになる
- 以前楽しめていたことが楽しめなくなった
- 自分がいないほうがいいと思う
- 悲観的な方向ばかり考えてしまう
- 「自分が悪い」「迷惑ばかりかけていてすまない」と必要以上に自分を責めてしまう
自律神経失調症・心身症
自律神経は、内蔵の機能やホルモンの分泌など「自分で意識してもできないこと」すべてを司っている神経です。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」という正反対の役割を持つ神経があり、2つがバランスを取ることで、身体機能を保っています。
ところが、ストレスなどの刺激が長時間続くとこの2つの神経のバランスが崩れ、自律神経失調症になってしまいます。
自律神経失調症や心身症には、正式な病気の定義や診断基準があるわけではありません。なんとなく身体の調子が悪い、明らかに違和感があるけれど、検査をしてもしっかりとした原因が特定できないことが多いです。
起立性低血圧、過敏性腸症候群、偏頭痛、メニエール症候群、過呼吸症候群、機能性消化不良などの症状に当てはまることが多いです。
パニック障害
突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を起こし、そのため生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。
「死んでしまうかも…」そんな不安に襲われながら救急車で病院に運び込まれるけれども、どこを調べても身体には異常はなく、そのうちに、あれほど苦しかった症状がウソのように消えている。そんな発作を何度も繰り返すうちに、発作のない時に予期不安や広場恐怖といった症状が現れるようになります。また、うつ症状をともなうこともあります。
月経前症候群(PMS)
月経の3~10日前にはさまざまな身体的・精神的な不調が現れますが、その程度が正常な生理前に出る症状より重く、日常生活に支障が出る場合、月経前症候群(PMS)といいます。
イライラ、不安、緊張感、攻撃的な行動、うつ状態、疲労感,集中力・適応力の低下などの精神的な症状や、体重増加、顔や手足のむくみ、乳房の腫れ、お腹の膨れ、頭痛、関節痛、下痢などの身体的な症状が一定の周期で繰り返し起こり、月経が始まるのと同時に症状がなくなるのが特徴です。
一般的には婦人科・女性外来等でのピルの処方が主流ですが、PMSの中でも、特に落ち込みやイライラといった精神症状が強く出る場合(月経前不快気分障害(PMDD))、当院のような心療内科・精神科での受診をおすすめします。
適応障害
強いストレスと感じる生活上の問題から、不眠、憂うつな気分、イライラ、不安などの症状がおこります。
統合失調症
幻聴(いない人の声が聴こえたりすること)や 妄想(事実ではないことを事実だと確信すること)という陽性症状、無為(何もせずに非生産的に過ごす)や自閉(引きこもる)という陰性症状、認知機能低下がみられる病気です。
人種や性別によらず約1%の頻度でみられる病気です。